幻想の森シリーズ
北海道は、原始と現代の自然の営みの中を行き来しながら生きられる場所。
大自然の中にひとり身を置くと、自分が透明人間のように空っぽになる。
そんな中で心にすっと入ってくる外界の「なにか」、それが描く動機となる。
私と自然の波長が溶け合う中で心に立ち上がってくる「なにか」を探して。
株や倒木から新たな生命を育む水の力。水から生まれた原始のフォルムは愛おしい。
「幻想の森」シリーズは、紙の上にたらした水という原始の足跡から、私の網膜に立ち上がってくる物語を描いている。
小島加奈子
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